今後のフェンスター管弦楽団のコンサートをご案内します。

第3回定期演奏会

FPO3rdchirashi_set.jpg日時: 2016年6月11日(土)13時半会場 14時開演
場所: 練馬文化センター 大ホール (西武池袋線・都営大江戸線練馬駅より徒歩1分)
演目: ドビュッシー 『牧神の午後への前奏曲』
     ラヴェル『高雅で感傷的なワルツ』
     ハチャトゥリヤン 交響曲第1番 ホ短調 (アマチュアオケ初演)

指揮: 山口琢也

入場料: 500円(全席自由)
※練馬区民のみなさまは無料でご招待いたします。区民であることを証明できるもの等をご持参の上、ご来場下さい。
※枚数限定で、無料ご招待チケットをご案内させて頂いております!是非ご利用下さい。

『Turning Point』

  • 第3回演奏会では、音楽史や作曲家自身の生涯の中で「ターニングポイント」となった画期的な音楽をお送りいたします。オープニングのドビュッシー作曲「牧神の午後への前奏曲」はそれ以前とそれ以降に音楽の歴史が分けられると称されるほどの衝撃的作品として登場しました。次にお送りするラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」は、3拍子というワルツの制限の中でそれらを完全に分解再構築し、3拍子の空間がもつ可能性を拡大し、後に「ラ・ヴァルス」などの作品につながる重要な意味を持つ作品として認識されています。そして何よりも今回「第3の窓」として3回目の演奏会には大きすぎるチャレンジをするのが、メインとなるハチャトゥリアンの「交響曲第1番ホ短調」です。ハチャトゥリアンがモスクワ音楽大学の卒業作品として、自身の出自であるアルメニア・グルジア・カフカスの音楽を取り入れた野心的作品で、その後のハチャトゥリアンの様々な作品の原点をここに見ることができます。なぜこの作品が見過ごされてきたのかと疑うほど瑞々しく、叙情的かつ情熱的な音楽に皆さまのハチャトゥリヤン像が大きなターニングポイントを迎えるかもしれません。

C.ドビュッシー作曲 牧神の午後への前奏曲

  • 1894年に発表されたこの音楽は、けだるいフルートによる全音階の下降と付随する3全音の上昇というモチーフが一瞬にして牧神の世界にいざなう印象派音楽の最高傑作であり、ドビュッシーの最も成功した音楽の一つである。バレエ・リュスがニジンスキーとともに公演したこの曲のバレエもセンセーションを巻き起こしたことは有名である。

M.ラヴェル作曲 高雅で感傷的なワルツ

  • 1911年にピアノ版が作曲され、翌12年にオーケストラ版が発表された。このころのラヴェルはワルツという形式に魅了されており、シューベルトの「高雅なワルツと感傷的なワルツ」に影響を受け、後にラヴェルの代表作の一つとなる「ラ・ヴァルス」に先んじて今回演奏する「高雅で感傷的なワルツ」を作曲した。楽曲は8曲から構成されており、様々なリズムの変化により表情豊かに演奏される。最後の8曲目はそれまでの音楽を回想しつつ、眠るように空間へ溶けていく。

A. ハチャトゥリアン作曲 交響曲第1番 ホ短調

  • ハチャトゥリアンはグルジアで生まれたアルメニア人で、「ガイーヌ」、「スパルタクス」といったバレエ音楽で有名である。出自であるアルメニアやグルジア、カフカスといった黒海やカスピ海あたりのヨーロッパとオリエントが入り混じる音楽を得意とし、誰もが聞いた瞬間に「ハチャトゥリアン!」と思わせるほどの独特の響きを持つ音楽を生み出してきた。交響曲ではソヴィエト社会主義の勝利を描いたとも言われる第2番「鐘」や、3本の通常のトランペットに加え15本のソロトランペットやオルガンを必要とする獰猛な響きの第3番が有名であるが、この交響曲第1番はそうした後の音楽の片鱗を感じさせるものの、青年ハチャトゥリアンがモスクワ音楽大学の卒業作品として初めて書いた交響曲であり、アルメニアやグルジアといった地域の叙情的なメロディーが溢れる爽やかな風を感じられる秘曲である。70年代の日本初演以降、目立った演奏記録が見当たらず今回の演奏は「アマチュアオケ日本初演」と銘打ってこの名曲をお届けしたい。



フェンスター管弦楽団の実施した過去のコンサートをご紹介します。

第2回定期演奏会

FPO2ndchirashi_set.jpg日時: 2015年7月4日(土) 13時開場・13時半開演
場所: 練馬文化センター 大ホール (西武池袋線・有楽町線・都営大江戸線練馬駅より徒歩2分)
演目: J.Brahms 交響曲第4番 ホ短調
    Y. Ito 管弦楽のための交響詩『ぐるりよざ』
    W.R. Wagner 歌劇『タンホイザー』 序曲
指揮: 山口琢也
合唱: フェンスター第2回定期演奏会記念男声合唱団 (指導:東海林 久)
入場料: 全席自由 500円

第2回演奏会について

第2回演奏会では、音楽における「祈り」に注目してプログラムを組み立てました。メインはブラームスの最高傑作といわれる交響曲第4番。ブラームスは一般的には宗教にはそれほど重きをおいていなかったといわれています。しかし彼の最後の交響曲となったこの作品の最後の楽章において、バッハのカンタータ第150番の「Meine Tage in dem Lage」を用いたのは、最後に行き着いた祈りの境地を表しているともいえるのではないでしょうか。そして今回の演奏会において当楽団の「第3の窓」のコンセプトに当たるのが、名曲ながらまだ演奏機会の少ない伊藤康英作曲の「管弦楽のための交響詩『ぐるりよざ』」です。長崎県の民謡などをベースに、隠れキリシタンの歌う「ぐるりよざ=Gloriosa」をテーマにした壮大な楽曲で、吹奏楽では有名なこの曲も管弦楽で聴くと全く違った響きが聞こえてきます。オープニングにはワーグナーの歌劇「タンホイザー」からの序曲をお届けします。「巡礼の合唱」のメロディーで厳かに始まるこの曲は一瞬で皆様を「祈り」の世界にいざなってくれることでしょう。全く違う性格の3曲の「祈り」をお楽しみいただければ幸いです。

演奏曲のミニ紹介!

R.ワーグナー作曲 歌劇『タンホイザー』 序曲

1845年に作曲した歌劇に付随する序曲で、全体を貫く印象的な「巡礼の合唱」やヴェーヌスのライトモチーフ、歌合戦の楽曲など、歌劇全体の要素から成っている。タンホイザーにはいくつかの版があるが、ナポレオン3世の元でパリで演奏された時は、当時の若い貴族等に嫌われていたために、演奏会場で怒鳴り声や嘲笑、ラッパやムチなどの音で妨害され、とうとう公演を中断したという経緯もある。ワーグナーは死の直前までタンホイザーの改定を気にかけていたという記録も残っている。

伊藤康英作曲 管弦楽のための交響詩『ぐるりよざ』

1990年に海上自衛隊佐世保音楽隊の委嘱により吹奏楽のために書かれた楽曲を基に、管弦楽のために改編・改訂されたもの。鎖国時代の長崎の隠れキリシタンの文化・音楽に着想を得て作曲。「ぐるりよざ」はキリスト教の聖歌「Gloriosa」がなまったものである。3楽章がほぼ切れ目なく演奏されるが、1楽章の「祈り(Oratio)」はその聖歌の主題をもとに13回の変奏からなるシャコンヌの形式をとっている(偶然にも後で演奏するブラームスの4楽章もシャコンヌである)。吹奏楽版とは2楽章や男声合唱の追加など多くの点で進化した違いが見られる。

J. ブラームス作曲 交響曲第4番 ホ短調

ブラームスは宗教合唱曲やドイツ・レクイエムなどの作曲は見られるものの、本人が極めて信心深かったかと言えばそのような記述はほとんど見つからない。ブラームスが交響曲の作曲に慎重で、晩年になって初めて矢継ぎ早に4曲の音楽史に燦然と輝く名曲を残したことは有名であるが、1885年に作曲されたこの第4番を書いた後はほとんど大規模な楽曲は作曲せず、1890年には遺書を書いたほどであり、その後室内楽的作品を残している。その意味でこの交響曲の4楽章に、「神が人々の苦しみを救済してくださる」という内容のバッハのカンタータを使ったシャコンヌという大胆な形式を採用したのは、彼の最後の残り10年ほどの人生の中でたどり着いた「祈り」の境地ではなかったろうか。

第1回設立記念演奏会 『Яussian Festival』

FPO1stchirashi_set_omote.jpgFPO1stchirashi_set_ura.jpg日時: 2014年4月26日(土) 13時開場 13時半開演
場所: なかのZERO 大ホール (各線中野駅より徒歩8分)
演目: M.Glinka 「ルスランとリュドミラ」序曲
     N.Rimsky-Korsakov  ピアノ協奏曲 (ピアノ独奏 粟根祐人)
     P.Tchaikovsky 交響曲第5番
指揮: 山口琢也


『マイクロソフト管弦楽団』としてのコンサート実績(2005年~2014年)

■ 第9回ファミリーコンサート

 “星占い師が導く、天空の神話の世界へ”

日時:  2013年5月25日(土) 

       13:00開場 13:30開演

場所:   めぐろパーシモンホール 大ホール

入場料: 入場無料・全席自由

演目  ワルツ「美しき青きドナウ」(J.Strauss II)

     歌劇「金鶏」組曲(N.A.Rimsky-Korsakov

           1.イントロダクション~宮殿のドドン王

           2.戦場のドドン王

           3.シェマハの女王のアリア「太陽への賛歌」 (ソプラノ独唱)

           4.シェマハの女王に迎えられるドドン王

           5.結婚式とドドン王の悲惨な最期~エピローグ

           (イントロダクション・エピローグ 星占い師のアリア(テノール独唱))

        ソプラノ独唱 佐藤優子 ・ テノール独唱 宮良大悟

     組曲「惑星」 (G.Holst) 作品32

           1.火星   ~戦争をもたらす者

           2.金星   ~平和をもたらす者

           3.水星   ~翼のある使者

           4.木星   ~喜びをもたらす者

           5.土星   ~老いをもたらす者

           6.天王星 ~魔術師

           7.海王星 ~神秘なる者

        舞台裏女声合唱(海王星) Coro Deesse's / マイクロソフト管弦楽団付属合唱団

指揮  山口琢也 (当団常任指揮)

■ 第8回ファミリーコンサート

2012年5月6日(日) 

13:00開場 13:30開演

大田区民会館 アプリコ(大ホール)

入場無料・全席自由・チケット不要

演目  交響曲第2番『4つの気質』(ニールセン)

     フルート協奏曲第1番(モーツァルト)

     序曲『フィンガルの洞窟』(メンデルスゾーン)

     『エグモント』序曲(ベートーベン)

フルート独奏  土屋伸一郎 (当団主席フルート奏者)

指揮  山口琢也 (当団常任指揮)

■ 第7回ファミリーコンサート

2011年5月21日(土) 12:30開場 13:30開演

杉並公会堂(大ホール)

入場無料・全席自由・入場年齢制限なし

演目  世俗カンタータ『カルミナ・ブラーナ』(オルフ)

     バレエ音楽『三角帽子』(ファリャ)

独唱     ソプラノ 三宅理恵 テノール 宮良大悟 バリトン 大谷政司

合唱     マイクロソフト管弦楽団付属合唱団(合唱指導 大谷政司 昭和音楽大学講師)

児童合唱賛助 四街道少年少女合唱団(合唱指導 沖 雅子)

指揮  山口琢也

■ 第6回ファミリーコンサート

2010年6月6日(日) 

13時開場 13時半開演

めぐろパーシモンホール(大ホール)

東急横浜線「都立大学駅」から徒歩7分

入場無料・全席自由・入場年齢制限なし

指揮  山口琢也

■ 第5回ファミリーコンサート

日時: 2009年5月31日

場所: 文京シビックホール 大ホール

合唱指導  大谷政司

独唱     佐俣 薫 (ソプラノ)

        山上加奈 (アルト)

        宮良大悟 (テノール)

        大谷政司 (バリトン)

テーマは「歌は『ココロ』をつなぐ」

第5回ファミリーコンサートのテーマは、人々の想いを表現するのに最も素直な手段である「歌声」の力に焦点を当ててプログラムを組み立てました。前

第1部: オペラ・ステージ

  • フニクリ・フニクラ (デンツァ)
  • 歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」(ヴェルディ)
  • 歌劇「カルメン」より「ハバネラ~恋は言う事をきかない鳥~」(ビゼー)
  • 歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ)
  • 歌劇「イーゴリ公」より「コンチャック汗とイーゴリ公のレチタティーヴォ」と「ダッタン人の踊り」(ボロディン)

第2部: シンフォニック・ステージ

  • 交響曲第9番「合唱」 (ベートーベン) (※全楽章)

指揮     山口琢也

■ 第4回ファミリーコンサート

日時: 2008年6月14日

場所: 文京シビックホール 大ホール

演目: パイレーツオブカリビアン~ワールドエンド~メドレー

     バレエ「白鳥の湖」(チャイコフスキー)

指揮: 山口琢也

■ 第3回ファミリーコンサート

2007年4月21日

場所: 調布グリーンホール

指揮: 西谷 亮(当時社員)

演目:

  • ジュラシックパーク
  • もののけ姫
  • 海の見える街
  • 君を乗せて
  • ハリーポッターと賢者の石 交響組曲
  • ビゼー カルメン第1・2組曲

■ 第2回ファミリーコンサート

2006年6月17日

場所: 調布グリーンホール

指揮: 山内 基(当時社員)・西谷 亮(当時社員)

演目: 

  • モーツァルト 魔笛
  • グリーグ ペールギュント第1組曲
  • ワーグナー ニュルンベルクのマイスタージンガー
  • サウンドオブミュージック メドレー
  • ウェストサイドストーリー メドレー

■ 第1回ファミリーコンサート

2005年4月29日

場所: 東京オペラシティ タケミツメモリアルホール

指揮: 西谷 亮(当時社員)

演目: 

  • スターウォーズ エピソード1メドレー
  • オーケストラストーリーズ となりのトトロ
  • チャイコフスキー 「くるみ割り人形」組曲